ひとしきり、撮影が続いた後、今度はヌードになって、再び縛ることに。
Aさんは、今回もあっと言う間に完成させていました。んん、なんか、
股間のとこがゴワゴワしそうで、やだなぁ・・。あんまり動くと擦れて
痛そうだ、とか全然色気の無いことを考えつつ、ボ～と見ていると、Aさん
が、ちょっと高そうな椅子を持ってきて
「こっち座ってー」
と、あかりちゃんを呼ぶと、椅子に座らせておいて、足をひじ掛けに乗せ
て、別のロープで縛ってしまいました。
うわうわ、これは、恥ずかしいよぉ。ロープでアブナイ部分が隠れてるとは
いえ・・。

なんてワタシの思いなどには、まったく関係無く、どんどんシャッターを
切るカメラマンさんたち。あかりちゃん、ちょっと笑ったりしてるし・・。
何だか、ワタシ一人が興奮してるみたいで、恥ずかしくなっちゃいました。

「びっくりしました？」
いつの間にかワタシの後ろに来ていたAさんが話しかけてきました。
「しました～」
いや、もう、したとしか言いようが無いですから。
「別に、こういう事ばっかりじゃないし、イヤならやらなくて良いんですよ。
彼女は、意外とNG少ない方だから、1人で1日もつんですけどね。やっぱり
色々やらないと、撮る方も飽きちゃうからねぇ」
「そうなんですか～」
「これ、申し込み用紙ですから、よく読んで、やっても良いと思ったら、送って
下さい」
「あっ、はい」
思わず受け取ってしまうワタシ。いや、受け取っただけじゃ、やるって事には
ならないわけだし・・、でも、すぐ受け取っちゃったから、なんかやる気あり
って思われたかも・・。とか、グルグル考えていたら、撮影会の終了時刻にな
っていました。
（つづく）

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